問題0085 日本史B 古代

【今日の問題】

租庸調の税制について具体的に述べよ。

10秒以内に答えを頭の中で思い浮かべよう。

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒……

10秒、経過。

【解答】

租は、田1段につき2束2把を治めるものである。これは収穫の3%程度である。

庸は、正丁(21歳~60歳の男性)次丁(61歳以上の男性)に対して課せられたもので、もともとは、京に上って労役が課せられるものであった。
その代納物として庸布・庸米を納めるものとされるようになった。
庸布の場合は、正丁だと2丈6尺。次丁は、正丁の二分の一で良いとされていた。

調は、正丁・次丁・少丁(17歳~20歳の男性)へ課せられた。繊維品の納入が原則であるが、地方特産品34品目による納付も認めていた。
繊維品の場合は次のいずれかであった。
絹8尺5寸・糸8両・綿1斤・布2丈6尺
いずれも正丁の場合である。次丁は、正丁の二分の一、少丁は、四分の一で良いとされていた。

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●著者

難関大学合格研究会歴史対策部
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●著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

 大滝 七夕
 新潟県村上市出身。『大滝七夕』は、ネット小説・著作限定のペンネームで本名や作家名ではない。
 法学部在学中から資格試験の勉強を始め、宅建、行政書士、司法書士の資格試験に独学で一発合格。大学卒業後は、都内の行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆。その後、某新人賞に応募して、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンス、ファンタジー、武侠小説などを執筆している。
 歴史小説も執筆しており、日本史、世界史の造詣も深い。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)