2019年03月23日

弥生土器

弥生土器の名称は、東京都文京区弥生の貝塚から発見されたのにちなんでつけられた。

弥生土器の特色は次のとおり。
色……赤褐色、淡褐色、
文様……幾何学的文様。無文土器も多い。
製作方法……焼成温度は縄文土器よりも高い。薄手でろくろを使用して製作したと考えられる。
用途……貯蔵用の壺形土器、煮炊き用の甕形土器、食物を蒸す甑、盛り付け用の高坏など。

弥生土器は、三期に区分される。

前期BC300からBC100 遠賀川式土器……板付遺跡(福岡)、唐古鍵遺跡(奈良)
中期BC100からAD100 櫛描式土器、無文土器……桑津遺跡(大阪)、須玖遺跡(福岡)
後期AD100からAD300 無文土器……登呂遺跡(静岡)、弥生遺跡(東京)
posted by ノベル時代社 歴史探検部 at 22:34| 日本史B 原始時代

弥生時代の住居

縄文時代に引き続き、竪穴住居が一般的で、床面が隅丸の方形、楕円形のものが多い。
また、床を高くあげた高床式住居も作られ、倉庫の役割を果たしていたと考えられている。

弥生時代の代表的な住居跡としては、次のものが上げられる。

前期、福岡県板付遺跡
中期、福岡県比恵遺跡
後期、静岡県登呂遺跡


また、集落の規模も縄文時代に比べて規模が拡大して、土地への定着性が高まっている。
瀬戸内海沿岸地域や近畿地方の山頂、丘陵上には、高地性集落と呼ばれる軍事的性格の強い集落が作られるようになった。

posted by ノベル時代社 歴史探検部 at 22:17| 日本史B 原始時代

2019年03月22日

弥生時代に支配者層が形成された理由

弥生時代に支配者層が形成された理由としては、水稲耕作中心の農耕が始まったことと関係がある。
農耕の始まりにより、一段と人々の生活が高まったが、農耕を行うためには、灌漑や治水のための共同労働、播種、収穫のための共同作業が必要となる。
そのために、共同体をまとめる族長が生まれるようになる。
彼らは富の管理者となり、また、その地位が特定の家に固定されるようになって、支配者層が形成されるようになる。
そして、いくつかの集落をまとめるような支配者も生まれ、やがてクニが形成されるようになった。
また、その支配者は、呪術的な力を伴っていることが多かったようである。
例えば、邪馬台国の女王卑弥呼は、鬼道という呪術的な力を持っていたとされるのがその例である。
posted by ノベル時代社 歴史探検部 at 22:53| 日本史B 原始時代