2019年03月22日

弥生時代に支配者層が形成された理由

弥生時代に支配者層が形成された理由としては、水稲耕作中心の農耕が始まったことと関係がある。
農耕の始まりにより、一段と人々の生活が高まったが、農耕を行うためには、灌漑や治水のための共同労働、播種、収穫のための共同作業が必要となる。
そのために、共同体をまとめる族長が生まれるようになる。
彼らは富の管理者となり、また、その地位が特定の家に固定されるようになって、支配者層が形成されるようになる。
そして、いくつかの集落をまとめるような支配者も生まれ、やがてクニが形成されるようになった。
また、その支配者は、呪術的な力を伴っていることが多かったようである。
例えば、邪馬台国の女王卑弥呼は、鬼道という呪術的な力を持っていたとされるのがその例である。
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弥生時代の墓制

弥生時代に北九州を中心に発生した墓制は、階級の発生を物語っている。

甕棺墓……かめを2つに組み合わせて、中に死体をいれるもの。
箱式棺……穴を掘って板石を四角に組み合わせるもの。
支石墓……支石の上に一枚石をのせた机状のもの。
方形周溝墓……墓穴の周りに方形の溝をめぐらせたもの。

このような墓制が登場する。
その墓の中には、中国、朝鮮半島から伝来した鏡、銅剣、銅鉾などの副葬品が収められている。

そして、墓の作りや副葬品の違いにより、支配者身分が形成されていたことが伺えるのである。

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2019年03月20日

弥生時代の水田

弥生時代の水田は、河川や谷川の流れに沿って、低湿地を利用する形で作られた。
代表的な遺跡として知られるのが、静岡県の登呂遺跡や奈良県の唐古・鍵遺跡である。
あぜ道のある水田跡のほか、集落の跡や、大量の農具が出土している。
また、炭化した米や土器に籾あとが残されている。

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